2013年10月15日火曜日

越年越冬体制 2013-2014 概要

越年越冬体制 2013-2014 概要

年末年始は、役所が休みのために最低限の扶助を得ることができません。
また、住み込み仕事の方は、仕事が休みになって寮も閉鎖されることが多いようで、行き場を失って新宿に「帰ってくる」方も少なくありません。
そのようなこともあり、炊き出しも連日対応となりますが、医療班も連日対応をしいます。

この体制の詳細は、来月に決まってきますが、とりいそぎの概要をお伝えしておきます。

【越年前の医療相談】
1222日に行います。
普段通り、17時に水の広場(雨天時は都庁わき)集合です。

 【医療テント】
1229日(日)昼から準備して夕方の炊き出し時からは稼働となり、15日(日)までと長丁場になりそうです。

【集中医療相談】
1230日(月)夕方
15日(日)夕方
の2回となりそうで、この前には中央公園のパトロールも行われます。

【年始の福祉行動】
16日(月)の福祉行動に、越年越冬期間中に紹介状が出た方の多くが参加することとなります。

いずれにせよ、人手が多く必要ですので、いつも参加している方々には別途ご案内しておりますが、ぜひご都合を調整して参加していただければ助かります。

2013年10月13日 新宿連絡会医療班報告

2013年10月13日 新宿連絡会医療班報告

医師3名、歯科医師1名、看護師2名、学生2名、での対応となりました。

まだ明るい中央公園で始まりましたが、ほどなく暗くなりました。
もう秋ですねえ。パトロールでも、胃腸薬が減り、風邪薬が増えてきているそうです。

市販薬対応は97人、血圧測定18人、医療相談4件(紹介状3件)でした。

風邪薬が42、胃薬が27、痛み止めが10、正露丸が2、整腸剤が2と、医療相談も胃腸薬が減ってきました。
湿布は冷湿布が14、温湿布が6、軟膏はかゆみどめが6、オイラックスが10、水虫が10、などでした。
その他、マスク11、絆創膏・ガーゼ6、紫雲膏2、ワセリン1、などでした。

紹介状は3件とも、福祉から病院に行った経験のある人で、2件は、糖尿病の治療中断でした。
その他、他区で生保がかかってきたのに出てきてしまった方も相談にいらっしゃいました。
野宿者に対する公的支援自体は、以前と比べると受けやすくなった印象はありますが、継続となると、野宿者でなくてもそうですが、なかなか難しいのでしょう。

炊き出しにあわせた医療相談は、毎月第2日曜日の夜で、1110日、128日と続きます。
年末年始には、越年体制を組みますので、その前の12月は22日には越年前の医療相談を追加で行います。
集合は、いずれも17時に水の広場(雨天時は都庁わき)となります。

今後ともご協力のほど、よろしくお願いします。