2014年12月23日火曜日

越年2014-2015予定

越年2014-2015における医療班の予定です。

*12月28日~30日、1月1日~4日
 1日2回の訪問健康相談を行います。
  1)17時~20時、おにぎりパトロールに同行
  2)22時~24時、深夜パトロール1に同行

*12月31日
  中央公園水の広場での年越しイベント会場にて、机だし健康相談を行います。
  17時~21時ごろ?

*1月3日 東洋医学相談会(10:00-15:00 関ビル)

*1月5日 福祉行動(8:30~新宿福祉事務所)

新宿連絡会の全体のスケジュールについては、下記ご参照ください
http://www.tokyohomeless.com/13-14etunensuke%20.html


2014年12月19日金曜日

2014年12月14日 新宿「訪問健康相談」報告

2014年12月14日 新宿「訪問健康相談」報告

16時過ぎから、都庁下~中央公園~西新宿と、都庁下~中央公園~東新宿、および、明治公園~江戸川公園の、3班にわかれて「おにパト」に帯同しました。
参加者は、医師5名、歯科医師2名、看護師・保健師3名、薬剤師2名、学生2名、留学生1名でした。

「訪問健康相談」としての対応者は78名で、うち、血圧測定16名、薬対応62名、診察1名、紹介状1名でした。
今月のプレゼントは、「手袋」「カイロ」「石鹸」のセットで、医療班ニュースはインフルエンザと感染性胃腸炎についてでした。プレゼントは137名、ニュースは126名の方に、お渡しできました。

クリスマスムードに雪まで降って街が浮かれているからか、いつもの顔が見えなかったりもしました。
何人か、十数年の付き合いのおじさんたちに、「このところ入院してたんだよ」とか聞かされました。
でもたいした説明は受けていないのか理解できていないのか、入院中に何してたのかはイマイチわかりませんでした。

考えさせられたのは、「意識消失で運ばれた」というおじさんでした。
本人の話を要約すると、「気付いたらベッドに抑制されていて食事も食べさせてもらえず、検査と点滴だけで治療はなく、医者とは合うこともなく出てきた」とのことでした。
病院側から聞けば違う話でもある部分が多い気もしますが、ともかくおじさんの理解は上記のようで、それはそれはたいそう腹がたったのでしょう、出合う人皆につばきが飛ぶくらいの勢いで同じ話を聞かせてくれていました。
まあ、病院も困ったのでしょうが、もうちょっと、「ちょっと変わった病人」にも対応してほしいなぁ、とも思ってしまいます。
  
いい解決法はみつかりませんが、だからと言って、病気になった「変わった人」を放置していいわけでもありません。
となると、やっぱり『「変わった人」であろうとだれであろうと具合が悪くならないようにする』という、入口を絞ることを同時にしていく必要があるでしょう。
後だしの理由づけですが、これこそが、新宿の地で野宿労働者に対して地域保健活動を展開する必要性でもあると思います。

医療班は、20144月からは、「おにパト」に帯同しての「訪問健康相談」を行っています。
越年期(1228日~14日)も同様に、17時からの「おにぎりパトロール」、22時からの「深夜パトロール1」に同行して、「訪問健康相談」を行います。
よろしくお願いいたします。