2014年8月12日火曜日

2014年8月10日 新宿「訪問健康相談」報告

2014年810日 新宿「訪問健康相談」報告


16時過ぎに集合し、都庁下~西新宿と、都庁下~東新宿、および、明治公園~江戸川公園の、3班にわかれて「おにパト」に帯同しました。
参加者は、医師4名、歯科医師1名、看護師2名、社会福祉士1名でした。

台風の通過に伴う、雨や風が時折ひどくなる天候の中でしたので、多くの方は雨の避けられるところに移動されていました。

今月の医療班ニュースは「虫刺されについて」、プレゼントは薬局さんからご寄付いただいた「虫よけスプレー」で、好評でした。
また、熱中症予防としての「経口補水液のもと」と「塩飴」は、必要に応じて提供しました。

結果、医療班ニュースを受け取って下さった方が102名、虫よけスプレーは118名への提供となりました。
「訪問健康相談」としての対応者は36名で、うち、血圧測定24名、薬対応19名でした。
カルテを起こしたのは3名で、うち2名は翌日の福祉申請からの受診予定となりました。
その他、福祉相談として、2名に福祉申請をお勧めしました。

「昨日から吐血下血し、フラフラで倒れそうで動けない」という、ズボンに血がついたおじさんにお会いしました。なんとか明日までは大丈夫そう、ということで、翌日に福祉申請の予定となりました。
お話しの内容が少し理解しにくいところがあり、ご自身での細かいことの判断は難しい方なのかもしれず、たまたまお会いできてよかったです。
この方も含め、なんだか最近気になるのは、貧困ビジネスらしきものから逃げ出してきたという人たちです。
月に23万円の小遣いで閉じ込められるような生活となるようで、詳細はみなさん語りませんが、行く宛ても寝る場所も食べるものもなくとも、出てきてしまうほどに居心地が悪いそうです。
そして、またあんな目にあうのは御免だと、話を聞いた人まで、生活保護恐怖症のようになってしまっています。。。

医療班は、第2日曜日の「おにパト」に帯同して、「訪問健康相談」を行っていきます。
よろしくお願いします。